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2013.10.23 お知らせ

アメリカ化学会誌に掲載された論文への光触媒工業会の見解

■アメリカ化学会誌に掲載された論文※「大気条件下でのNOx(NO、NO2)の発生源としての光触媒(TiO2)によるアンモニア光酸化反応」への光触媒工業会の見解

※”Photooxidation of Ammonia on TiO2 as a Source of NO and NO2 under Atmospheric Conditions”, Mulu A. Kebede, Mychel E. Varner, Nicole K. Scharko, R. Benny Gerber and Jonathan D. Raff, Journal of the American Chemical Society, 2013, vol. 135, pp. 8606?8615

 本論文では、光触媒を塗布した試験管に紫外線を当てながらアンモニアと空気の混合ガスを流すと、光触媒によりアンモニアが酸化されてNOxが生成することから、光触媒が大気汚染物質であるNOxの発生源になると記載されています。

 光触媒工業会としては、下記の理由により、光触媒製品が実環境においてNOxの発生源になることはなく、大気中のNOx濃度低減効果を有するものと考えます。

・実環境では大気中にアンモニアとNOxの両方が含まれるのに対し、論文ではアンモニアのみを含む空気での実験となっており、実環境とは大きく条件が違うこと。
・実環境でのアンモニア濃度はNOx濃度の数分の一であること。特にNOx除去が必要な都市大気環境ではアンモニア濃度は桁違いに低いこと。
・アンモニアはNOxよりも光触媒による酸化反応が進みにくいこと。